|
 |
0.バットの規則 |
 |
プロ野球選手用のバットは、さまざまな規制のもと製造しています。
ここでは、プロ野球選手用バットの規則を紹介します。 |
0・1 |
野球規則(バット) |
|
///
(a)
バットはなめらかな円い棒であり、太さはその最も太い部分の直径が2inch3/4(7.0cm)以下、長さは42inch(106.7cm)以下であることが必要である。バットは1本の木材で作られるべきである。
[付記]
接合バットまたは試作中のバットは、製造業者がその意図と方法とについて、規則委員会の承認を得るまで、プロフェッショナル野球(公式試合および非公式試合)では使用できない。
[注1]
我が国のプロ野球では、金属性バット、机辺の接合バットおよび竹の接合バットは、コミッショナーの許可があるまで使用できない。
(b)カップバット(先をえぐったバット)
バットの先端をえぐるときは、深さ1inch(2.5cm)以内、直径1inch以上2inch(5.1cm)以内で、しかもそのくぼみの断面は、椀状にカーブしていなければならない。なお、この際、異物を付着して椀状にカーブさせたりしないで、バットの素材をえぐるだけでなければならない。
(c)
バットの握りの部分(端から18inch(45.7cm))には、何らかの物質を付着したり、ザラザラにして握りやすくすることは許されるが、18inchの制限を超えてまで細工したバットを試合に使用することは禁じられる。
(d)
プロフェッショナル野球では規則委員の許可がなければ、着色バットは使用できない。
///
次の場合、打者は反則行為でアウトになる。
(d)
打者が、いかなる方法であろうとも、ボールの飛距離を伸ばしたり、異常な反発力を生じさせるように改造、加工したと審判員が判断するバットを使用したり、使用したりした場合。
このようなバットには、詰めものをしたり、表面を平らにしたり、釘を打ち付けたり中をうつろにしたり、溝をつけたり、パラフィン、ワックスなどでおおって、ボールの飛距離を伸ばしたり、異常な反発力を生じさせるようにしたものが含まれる。
打者がこのようなバットを使用したために起きた進塁は認められないが、アウトは認められる。
打者はアウトを宣告され、試合から除かれ、後日リーグ会長によってペナルティが科せられる。
///
<公認野球規則 1・10、6・06 抜粋> |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|