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5・a |
機械による切削方法 |
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近年、弊社工場内のFA(factory automation)化に伴い、機械によるバットの製造が行われています。プロ選手のバットサンプルを形状測定機械によりデータ化し、そのプログラム通りに削ることで同一形状のバットが作成されます。 |
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5・b |
職人の手による切削方法 |
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職人の熟練した技術により機械では真似することの出来ない精巧なバットが作成されます。実際に職人がバットを作成する手順を紹介します。 |
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手順1
サンプルが届くと、まず右図のゲージという道具を使って、バットの径を測定し位置を確認します。 |
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手順2
ゲージにはバットのヘッド部、テーパー部(中間部)、グリップ部の径を正確に測るため、さまざまな種類があります。
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手順3
実際に職人がサンプルバットの径を測定し、位置確認をしている様子です。
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手順4
バットを削るノミは様々な種類が存在し、部位によって使い分けています。 |
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手順5
バットの作成はグリップから行います。
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手順6
職人の一言:
「グリップが一番神経を集中させる部分なので難しいです。」 |
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手順7
実際にグリップ部を作成している映像です。こちら |
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手順8
テーパー部(中間部)の作成。
職人の一言
「テーパー部(中間部)はあとから調整できるのでまずは大まかに削ります。」 |
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手順9
ヘッドの作成。
職人の一言:
「ヘッドも様々な形があるのでそれに合わせて削っていきます。」 |
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手順10
実際にヘッド部を削っている映像です。
こちら |
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手順11
重量を調整するため、テーパー部(中間部)を削り、仕上げとして平ノミを使用して全体を滑らかにしていきます。
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切削が終了したバット |
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